悩みタイトル

膝が痛い

足関節捻挫を起こすと疼痛、腫脹、熱感が表れる。
安静時痛や歩行時にも疼痛がみられ、歩くのが困難になることもある。
捻挫の損傷度合いによっては靭帯の損傷を伴うこともある。その場合、損傷する靱帯は前距腓靱帯、踵腓靭帯、後距腓靱帯が挙げられる。
損傷度合いはⅠ度Ⅱ度Ⅲ度に分類され、Ⅰ度は靭帯の一部が断裂し、腫脹と圧痛がみられる。Ⅱ度も大きな断裂はないが腫脹と圧痛がみられる。Ⅲ度は靭帯が完全断裂し、Ⅰ度Ⅱ度に比べると強い腫脹と圧痛がみられ皮下出血を伴う。
捻挫の強さによっては、靭帯の損傷だけでなく剥離骨折を伴うこともある。

足関節捻挫に対する当院の考え

膝が痛い

足関節捻挫はスポーツによるケガだけでなく、日常生活でも発生しやすい症状です。軽い捻挫であってもそのまま放置してはいけません。

歩行中や少しの段差でも足関節捻挫は発生する可能性があります。また、捻挫の損傷度合いによっては靭帯や骨に影響を及ぼし、圧痛や腫脹が強まり、歩行が困難になることも考えられます。これが続くと日常生活に支障をきたす可能性があります。

特に足関節捻挫の中で多いのが内反捻挫で、その割合は約8割にも上ります。内反捻挫が起こる際に損傷しやすい部位として、前距腓靱帯と踵腓靱帯が挙げられます。

足関節捻挫を放っておくとどうなるのか

膝の痛み

足関節捻挫を発症した場合、応急処置や病院、接骨院で適切な施術を受けずに放置してしまうと、先に挙げた前距腓靱帯や踵腓靱帯、後距腓靱帯が引き伸ばされたままの状態になります。靭帯が引き伸ばされたままだと関節が不安定になり、動きがグラグラとしやすくなります。このままの関節で日常生活やスポーツを行うと、同様の足関節捻挫が再発しやすくなります。また、慢性的な痛みが続いたり、後遺症として内反足や外反足になる可能性が高まります。さらに、放置したままでは足根洞症候群の危険性が高まると言われています。

足関節捻挫は適切な施術を早めに受けることが、軽減のための重要なポイントです。

足関節捻挫の改善方法

膝の痛み

まず初めに、足関節捻挫の応急処置としてRICE処置を行います。このRICE処置とは、Rest(安静)、Icing(冷却)、Compression(圧迫)、Elevation(挙上)の頭文字を取ったものです。RICE処置は24時間から48時間以上続け、その後は整形外科や接骨院での施術を受けるようお勧めします。施術を受けるまで関節を動かさないように心がけてください。

施術を受けて症状が落ち着いてきたら、同様の足関節捻挫を繰り返さないためにリハビリを行っていきます。足関節捻挫後のリハビリは関節の動きを良くするために重要です。最初は負荷が少ない動きから始め、足の指でタオルを手前に寄せる「タオルギャザー」がおすすめです。

足関節捻挫の改善に効果的な当院の施術メニューは?

明るい挨拶

足関節捻挫に対して効果が期待できる施術メニューは、指圧、遠赤外線による温熱療法、EMS電気施術があります。

「指圧」は怪我をした箇所に直接行うのではなく、足関節周囲の筋肉の緊張を和らげるために行います。同様に、「遠赤外線による温熱療法」も怪我をした箇所には直接施術せず、足関節周囲に焦点を当てます。

「EMS電気施術」では、損傷した靭帯や筋肉の組織の回復を促し、筋緊張の緩和が期待できます。

損傷した足関節だけでなく、今後のストレスを軽減するために足関節以外の関節周囲の筋肉にも同様の施術を行います。これにより、ストレスが軽減され、足関節捻挫の再発予防にも繋がります。

その施術を受けるとどう楽になるのか

明るい挨拶

これらの施術を継続的に受けることによって、初期症状の疼痛や腫脹が軽減されます。

初期症状の軽減だけでなく将来的な日常生活やスポーツの活動において再発を防ぐ効果があり、パフォーマンスの向上も期待できます。また、施術を受けることによって損傷した筋肉や組織の回復が促進され、引き伸ばされた靭帯の回復も期待できます。こうした回復が足関節の不安定性を軽減し、足関節にかかるストレスを緩和することで、内反足や外反足といった後遺症が発生するリスクも回避できます。

患者様の状態に合わせた施術を通じて、快適な生活への道をサポートいたします。

改善するための施術頻度はどのくらいか

明るい挨拶

足関節捻挫を軽減するためには、損傷の程度によりますが筋組織が細胞の生まれ変わりにかかる時間を考えると、痛みが完全に引いていくまでには約1ヶ月〜2ヶ月ほどかかります。そのため、症状の変化が見られるまでは毎日でも施術を受けていただきたいです。その後、症状の変化が少しずつ出始めたら徐々に施術頻度を減らしていく形が理想的です。

最終的には週1回または2週に1回程度の施術で十分かと思われます。その際には痛みや関節の動きを確認し、施術を終了いたします。