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脊柱管狭窄症について

脊柱管狭窄症とは?

今回は腰部脊柱管狭窄症についてお話ししたいと思います。

腰部脊柱管狭窄症は、背骨の中にある神経や脊髄の通り道が狭くなってしまう病気です。この病気になると、腰痛や脚の痛みやしびれなどの症状が出てきます。歩くと痛みが増すのに、前かがみになったり座ったりすると楽になるという特徴があります。
この病気の原因は、加齢や運動、背骨の病気などによる背骨の変形です。特に、60歳以上の方に多く見られますが、30歳代などで発症することもあります。

この病気の施術には、薬物治療や装具療法、手術などがあります。腰部脊柱管狭窄症は自然に治ることはありません。症状がある方は早めに専門医に相談してください。

脊柱管狭窄症の根本原因は?

先述したように、主な原因として言われているのは加齢や運動、背骨の病気などによる背骨の変形です。しかし、そのような状態にすぐになるわけではありません。本当の原因は日々の不良姿勢の蓄積による変形、周辺筋肉の柔軟性、筋肉量の低下にあると考えられます。

不良姿勢が続くと、重力は常に受けているので良姿勢をキープする筋力が低下してしまい、良姿勢をとるのが辛く感じるようになります。その状態で生活していると身体が不良姿勢を取っている方が楽と認識してしまい、日常的に不良姿勢を取ってしまうようになってしまうのです。

こんなお悩みはありませんか?

カルテイラスト

日常生活の中でこのようなお悩みはありませんか?

腰痛や背中の痛み
手足のしびれや痛み、感覚異常
歩くと痛みが増すが、前かがみになると楽になる
指の細かな動作がしにくい
排尿障害や性機能障害

これらの症状は脊柱管狭窄症の症状です。

これらの症状は、初期の段階ではそこまで大きな気になりにはならないと思います。しかし、これらの症状が何か月、何年と積み重ねて次第に大きくなって深刻化し、病院に行って診断されるのが多いです。

初期の段階から施術できると深刻化する前に対処ができるので、早期に受診することをお勧めします。

脊柱管狭窄症 に対する当院の考え

脊柱管狭窄症イラスト

脊柱管狭窄症に対する当院の考えは、なってしまったものはすぐには手術しない限り良くならないです。

ならないための予防、または手術なしで治していく場合は、まず原因がどこからきているのかを探します。その部分に対して適切な施術を行い、痛みの出るところに対して少しでも和らげてあげられると辛さが軽減し、軽く感じれるようになります。

狭窄しているところや痺れがあるところに対しては直接的にアプローチするのは手術等になります。当院では手技療法やストレッチ、骨格矯正等でアプローチしていくことができるので、辛さがある場合は一人で悩まずにお気軽にご相談いただけると幸いです。

脊柱管狭窄症 はなぜ起こるのか?

腰痛イラスト

脊柱管狭窄症は、背骨の中にある神経や脊髄という神経の通り道が狭くなる疾患です。

この病気の主な原因として言われているのは、加齢による椎間板の変形や背骨の変形です。特に腰の部分の脊柱管が狭くなってしまうことが多く、腰部脊柱管狭窄症と呼ばれます。エビデンス的には60歳以上の方に多く見られますが、30歳代などで発症することもあります。

これらのことから、なぜ起こるのかというと、一つは加齢による筋肉量の低下により自分の身体を正しく支えられなくなることや身体の柔軟性の低下です。現代社会の問題でもあり、腰痛で悩んでいる人の多さだと考えられます。日本で腰痛があると感じている人は約3000万人いると言われています。なので、その放置により狭窄症などにもつながっているのではないかなとも考えられます。

脊柱管狭窄症 を放っておくとどうなるのか?

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脊柱管狭窄症を放っておいても、擦り傷のように自然には良くなりません。

先述したように、脊柱管狭窄症は日々の不良姿勢の蓄積による変形、周辺筋肉の柔軟性、筋肉量の低下にあると考えられます。不良姿勢が続くと、重力は常に受けているので良姿勢をキープする筋力が低下してしまいます。逆に良姿勢を取ろうとするのが辛く感じるようになります。その状態で生活していると身体が不良姿勢を取っている方が楽と認識してしまい、日常的に不良姿勢を取ってしまうようになるのです。

この状態を放っておくと、しびれが増してきて、だんだんと歩くのが辛くなり、歩行困難になってしまいます。なので早めのうちからの対処が必要不可欠になります。

脊柱管狭窄症 に効果的な当院の施術メニューは?

施術と院のイメージ

脊柱管狭窄症の施術法には、薬物治療、理学療法、神経ブロック、手術などがあります。症状の重症度や原因によって、最適な施術法が異なります。

薬物治療では、痛みやしびれを和らげる効果が期待されます。理学療法では、筋力や柔軟性を向上させることが目的です。神経ブロックでは、局所麻酔剤やステロイドを神経に注入して痛みをコントロールします。手術では、脊柱管を圧迫している骨や組織を除去したり、脊椎を固定したりすることで、神経の圧迫を解消します。手術は他の施術法で症状が改善しない場合や、神経障害が進行する場合に適応となります。

その他の保存療法で施術していく場合、当院で効果が期待できる施術は、血流を促すような「手技」や「全身のストレッチ」「骨盤はがし」などで周りの筋肉の緊張を和らげることができます。筋力低下や柔軟性低下には「楽トレ」という電気を利用し手の届かない深部へのアプローチもできます。また、根本的には「骨格矯正」で骨格を整えることもできますが、柔軟性が向上してからの施術になります。

その施術を受けるとどう楽になるの?

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「全身のストレッチ」を行うことで日常生活で使われる筋肉を伸ばし、関節の負担を軽減できるだけでなく、関節の可動域も向上し、日常生活の質が高まります。無意識にできていなかった動作が可能になり、身体への負担が減少するため、行動範囲や量が増えます。身体が軽く感じられる効果もあります。

「骨盤はがし」では、腰回りや股関節周囲の硬くなった筋肉にアプローチし、固まった筋肉をほぐして骨盤や股関節の可動域を上げます。これにより、腰の重みが減少し、立ち上がる際の安定感が増します。歩行時の安定性が向上し、疲労感も軽減します。また、普段使っていなかった筋肉を使っている感覚も得られます。

ストレッチは筋肉を伸ばし、一方、骨盤はがしは硬くなった筋肉をほぐすイメージです。両方を組み合わせることで相乗効果が期待できます。

「楽トレ」は、筋力低下や深部の筋肉の硬さにアプローチします。弱く硬くなった部分を柔軟かつ効果的にトレーニングし、本来の筋肉を鍛えることができます。身体への負担を最小限に抑えながら、的確なトレーニングが可能です。

脊柱管狭窄症 を軽減するために必要な施術頻度は?

脊柱管狭窄症の対処においては、毎日のケアが必要です。最低でも週3回の来院が望ましいと考えています。症状が出ている段階では早めの対処が重要です。症状の軽さや持続期間によって来院の頻度は変化しますが、改善傾向や痛みのない期間が増えれば、来院頻度を週1~2回に減らすことも考えられます。

ただし、毎日や一日置きに通院することが難しい場合もあります。そのような方々にとって重要なのは、自己管理の方法です。当院では、患者様一人ひとりに合ったセルフケアや生活指導も行っています。症状や体の状態は個々に異なるため、具体的なアドバイスを受けたい方はお気軽にご相談ください。