悩みタイトル

こんなお悩みはありませんか?

外反母趾イメージ

靴を履いた時、歩行時に親指の付け根に痛みが生じる
幅が狭い靴やヒールのある靴が履けず、適切な靴選びが困難
足の形が変化し、見た目が気になる
疼痛があるため、長時間の歩行が困難になってしまったり、ADLに影響が出る
症状が進行し、悪化していく不安
親指の付け根が腫れている感じがする
親指が人差し指側に曲がってきていている、重なりそう
親指の付け根が赤く腫れてきている、ズキズキやジンジンするような痛みがある
寝起きに足が痛い
常に痛いわけではなく、気づいたら痛みを感じたり、痛みが増すことがある

外反母趾で知っておくべきこと

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外反母趾は、足の親指が中指側に曲がり、付け根が突出する状態です。外反母趾について知っておくべきことは以下の点になります。

外反母趾は、遺伝や合わない靴の着用、特にハイヒールや先の細い靴が主な原因です。また、偏平足やエジプト型(親指から小指にかけて斜めになっている)の足もリスクを高めます。

症状としては、初期には痛みや炎症が見られ、進行すると関節の変形が進み、歩行困難や他の関節への負担が増す可能性があります。

施術法には、保存療法(適切な靴の選択、運動療法、装具療法、薬物療法)と手術療法があります。保存療法は痛みの軽減と変形の進行を抑えることが目的です。手術療法は重度の場合に適用され、骨切り術などが行われます。

予防策として、幅が広く柔らかい素材の靴を選び、足のアーチをサポートするインソールを使用することが推奨されます。

患者様自身は、生活習慣や足の形状、症状を考慮し、適切な施術を受けることが重要です。

症状の現れ方は?

外反母趾の症状は、初期段階から進行段階までさまざまです。

初期には、足の親指が小指の方向に少し曲がり、痛みや違和感が生じることがあります。この段階では、痛みは軽度で、手で指を元の位置に戻すことが可能です。

進行すると、親指の付け根に「バニオン」と呼ばれる隆起ができ、炎症や痛みが強くなります。バニオンが靴に当たることで、さらに痛みが増し、神経が圧迫されると痺れが生じることもあります。また、親指の変形が進むと、他の指も影響を受け、ハンマートウ(槌指)などの変形が起こることがあります。

さらに進行すると、足の甲や足裏にも痛みが広がり、歩行が困難になることがあります。特に、長時間の歩行や立ち仕事で痛みが増すことが多いです。タコ(胼胝)ができることもあり、これが痛みの原因となることもあります。

外反母趾の症状は個人差が大きく、早期の診断と適切な施術が重要です。

その他の原因は?

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外反母趾の原因は多岐にわたりますが、主に以下の要因が挙げられます。

まず第一に不適切な靴の選択です。靴のサイズが小さすぎたり、つま先が細い靴やヒールの高い靴を長時間履くことが、外反母趾の主な原因です。これらの靴は足の親指の付け根部分に圧力をかけ、変形を引き起こします。

次に扁平足です。足裏のアーチが崩れて平らになる扁平足も外反母趾の原因となります。扁平足では、足の親指に過度な負担がかかり、変形しやすくなります。

また、遺伝的要因もあります。生まれつきの足や指の形も外反母趾のリスクを高めます。特に足の親指が長いエジプト型の足の形を持つ人は、外反母趾になりやすいです。

ほかにも、加齢と筋力低下が原因として挙げられます。年齢を重ねると筋力が低下し、足のアーチ構造が崩れやすくなります。これも外反母趾の一因です。

これらの要因が組み合わさることで、外反母趾が発生しやすくなります。予防には適切な靴の選択や足の筋力を保つための運動が重要です。

外反母趾を放置するとどうなる?

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外反母趾を放置すると、以下のようなさまざまな問題が発生する可能性があります。

・痛みの増加
初期段階では軽い痛みや不快感があるだけかもしれませんが、放置すると痛みが増し、日常生活に支障をきたすことがあります。特に歩行や立ち仕事が困難になることがあります。

・関節の変形
外反母趾が進行すると、親指の関節がさらに変形し、他の指にも影響を及ぼすことがあります。これにより、足全体のバランスが崩れ、歩行が不安定になります。

・靴の選択が難しくなる
変形が進むと適切な靴を見つけるのが難しくなります。特に、つま先が広い靴や特別な矯正靴が必要になることがあります。

・合併症のリスク
外反母趾が進行すると、バニオン(骨の突出)やハンマートゥ(指の変形)などの合併症が発生するリスクが高まります。これらの状態はさらに痛みや不快感を引き起こし、施術が複雑になることがあります。

・生活の質の低下
痛みや不快感、歩行の困難さが続くと活動的な生活が制限され、生活の質が低下することがあります。特に、運動や外出が難しくなると、精神的なストレスも増加する可能性があります。

外反母趾を放置せず、早期に適切な施術や対策をすることが重要です。適切な靴の選択や足のケアなどで、症状の進行を防ぐことができます。

当院の施術方法について

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当院の外反母趾に対する施術方法には、「足の極み」があります。上記の説明の中にあった変形したものを元に戻すことはできませんが、変形が進行してしまう可能性を止めることができます。

施術内容としては、ふくらはぎ全体を手技にて筋緊張を緩和させます。次に、足関節から足指までの筋肉をほぐし、関節の調整を行います。本来あるべき正しい位置に調整することで、重心の位置が補正され、正しい位置で立つことができます。歩行時や荷重時も安定感が生まれます。

また、足全体の硬くなった筋肉を柔らかくすることができ、浮腫みも解消できます。上記の施術を行うことで、筋力低下を防ぎ、筋肉が硬くなることも防ぎ、変形の原因を取り除くことができます。

改善していく上でのポイント

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外反母趾を軽減するためには、以下のポイントに注意することが重要です。

・適切な靴の選択
足に合った靴を選ぶことが最も重要です。つま先が広く、足の指が自由に動かせる靴を選びましょう。ヒールの高い靴や先の細い靴は避けるべきです。

・足指のストレッチ
足指を広げたり、曲げたりするストレッチを日常的に行うことで、足の筋肉を柔軟に保ち、外反母趾の進行を防ぐことができます。特に「ひろのば体操」などの足指ストレッチが効果が期待できます。

・正しい歩き方
歩くときに足指をしっかり使うことが大切です。小股で歩くことで、足指が地面をしっかりと捉え、足裏全体を使った歩行が可能になります。

・足の筋力強化
足の筋力を強化するために、足指でグー・パーを作る運動や、足の指でタオルを掴む運動を取り入れると良いでしょう。

・専門医の診察
症状が進行している場合や自己ケアで軽減が見られない場合は、専門医の診察を受けることが重要です。医師の指導のもとで適切な施術を受けることで、症状の進行を防ぐことができます。

これらのポイントを実践することで、外反母趾の症状を軽減し、痛みを軽減することができます。

また、我々施術家は、病院ではやってくれない内容や自身でやるには難しすぎるセルフケアができる段階まで変化を出したいというニーズに全力でサポートいたします。抱え込まずに頼ってください。